2012年8月31日
尊い天職
いつもありがとうございます。
またまた真面目な内容になりますが…
たくさんのお客様とお話をさせて頂く事が多いこのお仕事についていると、皆さまそれぞれに【想い】を家づくりにをお持ちなんだな~ってつくづく思い知らされます。出逢いの数だけ新しい発見があっていつも新鮮です。
突然ですが、家づくりには【覚悟】が必要です。
私も家づくりを経験しているから言える言葉です。
建築業界って不思議です。まだ何も出来上がっていない何千万という未完成の大事業に対してご契約をし、命がけで住宅ローンを組み、団体信用生命保険に加入したり、一生懸命コツコツ貯蓄してきた財産をかけてくださったり、ホントに皆さま真剣です。
私たちはその尊い【覚悟】に命掛けで答えなければならない。最高の材料、最高の技術、最高の【想い】で。
ただ、この作る側と依頼する側の関係って対等でなければなりません。作る側が『しょうがない作ってやるか!!』とか、依頼する側が『お金を払うのはこっちだぞ!!』などと互いを尊重せずに一方的な考えを押し付けていると、気持の入った良い作品など出来るわけありません。考えがずれたまま先に進むとやがて作る側が材料の質を落とすなどの【手抜き】をし、依頼側が【値引き】を迫って来る事になりかねません。あくまで想像の世界ですが…
夢ハウスの創業者である赤塚会長は、値引きをしようとするお客様にこう言います。『まだ出来てもいないものに対して値引きをするとはどういうことですか!?完成した作品を良く見てから言ってください!!』と…同感です。
これは自分が手がける作品に心から自信と誇りを持ち、お客様だけでなく会社と従事する社員を守っていかなければならないという使命感から自然と発する言葉です。
お客様の他にも守るものがあります
…会社・社員・社員の家族・職人とその家族…
夢ハウスが作成、提示するお見積もりには、完成してからすぐに生活が始められる、建物以外のあらゆる仮設工事、各種申請費用、冷暖房工事、材料運搬費、工事保険など他社ではオプション工事と言われる項目まで細かく数量を積算して提示します。夢生活実態価格と言います。この金額には当然ですが会社を運営していく上で最低限の利益が含まれています。材料費を一つ一つを細かく積み重ねて数十ページにわたる見積書をお見せすると、どなた様も値引き出来ない事に気づきます。どの材料も家づくりに欠かせない物ばかりだからです。値引きをするという事は材料の質を落とすか、会社の運営を妨げるか、職人の手当を減らすか、私のお給料を減らすかになります。この見積の説明には約半日要する事も珍しくありません。説明する側も真剣です。終わった後はヘトヘト…。
お客様の末永い幸せのための建築工事に一番大事な事=『信頼関係』
見積提示時にこの『信頼関係』が出来ていれば値引きを迫るお客様は皆無です!!
お客様との信頼関係が出来ているとどんな事が起きるかと言うと…
こんな感動的なシーンに出逢えます
先日お引き渡しをさせていただいた時のお引き渡し式の1シーンです。
お施主様と棟梁が感極まって言葉も出せずに抱き合ったまま…
家づくりに想いを込めるのはお施主様も職人さんも私たちも同じ。
施工主もお施主様と同じ人間です。
会社も『人間』
お施主様から職人一人一人へ大きな色紙に感謝の言葉をいただきました。
電気屋さん
全部でこんな感じ
さらに!!本社工場で床板を一心不乱に加工してる職人にも
アツい想いをいただきました。
表現は皆さまそれぞれですが、たくさんのアツい想いが集まってコミュニティーが広がっていく…
お引き渡しが終わっても『顔見にきたよ』とか『涼みに来た~!!』って展示場に足を運んでくださったり…
家づくりを通してお互いの人生を刺激し合える
【尊い天職】に就かせて頂いております
皆さまいつもありがとうございます!!