2012年9月2日
最後の引っ越し
夏が終わろうとしています。
夏の初めに、自宅の出来てゆく様子を、引渡しの日までレポートするつもりでした。・・・でも、つもりだけになってしまいました。
結婚してからこれまでに、15年間で5回の引っ越しを経験しました。娘が小さかった最初の3回までは、しっかりと引っ越し業者さんにお願いして引っ越していました。4回目は急な引っ越しになり、大きなもの・すごく重いもの以外は主人と現店長の川合が運んでくれました。
そして5回目の今回。
主人が他界し居ない上に、私が会社員になった事。お葬式から1カ月で就職したため、遺品の整理が充分でない事。相談をしようと思った池澤と川合が猛烈に忙しかった事。心配がたくさんありました。
でも、娘が夏休みを半分使って、旧居・新居の片づけを手伝ってくれました。友達が、貴重な休みを2日も使って、ごみの運搬や箱詰め作業、運び込み、掃除と、全力で力を貸してくれました。
70歳を過ぎた私の両親は、私が仕事をしている間も来てくれて、庭までしっかりきれいにしてくれました。
そして、夢ハウス松本店の仲間たちは最終日の夜遅くにみんなで来て、途方に暮れていた私の残りの荷物(かなり沢山)を、残らず全部移動させてくれました。
お世話になっている解体屋さんが、ごみの引取りに来てくれました。
大勢の方々の温かい力をお借りして、私の最後の引っ越しが終わり、借りていた旧居を大屋さんに返すことが出来ました。そして夏の一番暑い時期を新居で快適に過ごし、秋へと移ろうとする風をサンデッキで楽しんでいます。天窓から満月がきれいに見えました。有難い気持ちでいっぱいの毎日です。
家の引渡し式のとき、担当の川合があいさつで「由紀子さんは一人ではありません。ひとりぼっちにはしません。私たちみんながついています。」と、集まってくださった職人さん達を代表して話してくれた言葉通り、私は決して一人ではありませんでした。
私の最後の引っ越しは、とても大変でした。
でも、とても幸せです。本当に、本当にありがとうございます。