
2012年10月9日
お施主様の涙
いつもありがとうございます。
松本はすっかり秋めいて、朝晩は肌寒いくらい冷え込みが始まり、これから紅葉が青空に映える、私の大好きな季節になって来ました。食べるものも美味しい季節ですね(^v^)
先回【尊い天職】というタイトルのブログを書かせて頂きました。
今回も同じような内容ですが、また思うところがありましたのでアップさせていただきました。
これからお建て替えのお客様がいらっしゃって、新築が完成するまでの間、引越しする仮住まい先の賃貸情報を不動産屋さんに廻って集め、お届けに行って来ました。そこで胸をかきむしられる思いになったエピソード
このご家族、普段はとても明るく、ご家族同士がいつもざっくばらんに触れ合い、良くも悪くも本音がぶつかり合うご家族です。
他界したお父さんとご主人が建てた、想い出深いお家を壊してのお建て替えです。
ご契約後のある日、ご主人がお仏壇に手を合わせて涙を流したそうです。
いつもはあっけらかんとして、どちらかと言うと周りから突っ込まれるタイプ。
大切な思い出のお家を壊すこと、このご時世に家づくりを決断したこと、本当に建てて良いのかという自問、先行きの不安、親父さんの思い出、ようやく契約できた安堵感、さまざまな思いがこみ上げてきたのではないでしょうか!?
その姿を見て周りのご家族も言葉を交わすことなく、涙を流したそうです。
『不安がいっぱいなのかな!?建てるの辞めようかという事じゃなくてね。何だかわからないけど涙が出てきて…』
私にそんな話をしながらその時を思いだしてご家族が泣いてました。
あのお父さんが家族の前で涙を流すなんて…私も驚きました。
家族同士、お互いの思いやりをすごく感じました。
一生懸命真面目に働いて、子供さんを立派な成人に育て上げ、コツコツ貯めた財産と住宅ローンで笑顔がたくさん集まる夢の家づくり。
このご家族にも並々ならぬ【覚悟】があり、【絆】があった
そんな想いを持ちながらお引越しの準備は少しづつ進んでいく…解体作業は来月の予定。
このご家族の幸せづくりは始まったばかり、夢ハウス 松本店がチーム一丸となって精一杯のお手伝いをし、この涙が将来思い出話として笑いあえるように…♪
よ~~~~~し!! 頑張るぞ―――――――――!!