2017年7月8日
平成29年分路線価発表
先日7月3日、平成29年分(1月1日時点)の路線価が国税庁より発表になりました。
路線価とは相続税や贈与税の算定基準となる数字です。
全国の平均変動率は前年比0.4%プラスとなり、2年連続で上昇。
東京都の最高路線価はバブル期末期を超えて最高額を更新だそうですよ。
マイナス金利による不動産投資や再開発の活発化、
訪日客を見込んだ店舗・ホテル需要の高まりなどを追い風に、
札幌など地方の中枢都市でも上昇が加速しているんだそうです。
一方、私たちの住む長野県においては、対前年比0.8%の下落でした。
下落は22年連続ですが、マイナス幅は前年比0・6ポイント縮小しました。
こうみると、都市部と地方の格差は正直ありますよね。
やはり地方部から都市部への人口流出が影響しているのでしょうか。
とはいえ、諏訪駅前が再開発を行う好影響で路線価が上がったり、
長野駅前のドン・キホーテ出店が追い風になるのでは、
なんて話もあったりしますので、長野県内も頑張っている空気はあると思います。
松本には今秋、イオンタウンもオープンしますしね。
私たちも住宅を提供する立場として、お客様により良い住環境を提供し、
その結果、暮らしやすい街づくりにつながり、
そのエリアの価値が高まっていくことを願っています。
路線価については以下のページにて確認することができますので、
ご自身のお住まいエリアの路線価をご覧になってみてはいかがでしょうか。
http://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm
小倉洋平